ことばの惑星通信 

人間ってなに?ことばってなに?生きるってなに?日々考えることを綴ります。

2019-01-01から1年間の記事一覧

書くという語りをする

記事が滞ってしまってもったいない。 書きたいことは出てくるのだけどどう書いたらいいのかなど悩んでしまうこともあるこのごろ。 書くって行為はなかなか大変。 よく思うのだけど、「話すことは人に向かうけれど、書く行為は自分自身に向かう」 極端ですが…

ことばの原風景を見る

Mulitilingualismとは多言語主義ということです。 多言語とは、「さまざまな国の言語」。 多言語主義というのは、自分の国の母国語だけでなく、 さまざまな国のことばに耳を傾け、可能であればそれを口にできること、 その国のことばで考え、その国のことば…

人はどうして語るのか 

先日、永野三智さんという方のお話を聞く機会があった。 永野さんは一般財団法人水俣病センター相思社常務理事で、 水俣病患者の相談窓口をされている。 そしてその体験から一冊の本を書かれた。 みな、やっとの思いで坂をのぼる?水俣病患者相談のいま 作者:…

猫のように

猫のイヌ化という記事を読んだ。犬は飼い主に懐くが、猫は家につくと昔からいうが、その猫がイヌっぽくなっていると。どうも犬は節操もなく飼い主の人間に媚びるが、猫は毅然として常に孤高であるというそんなイメージがある。犬には犬の理由があるがそれは…

死んでも腐らないからだ

友人との日常の会話で、「最近になってアレルギーが出て」という話題が盛り上がる。 盛り上がるというのはどういうことかというと、「わたしも」って人が多いということです。 なんだか最近の乗らなきゃいけない流行りみたいに、花粉症やら食べ物のアレルギ…

桜桃の味は 落語の香り

イランの映画「桜桃の味」を観た。 桜桃の味 ニューマスター版 [DVD] 出版社/メーカー: TCエンタテインメント 発売日: 2019/03/06 メディア: DVD この商品を含むブログを見る 一人の中年の男が自殺したくて、その手伝いをしてくれる人を求めて ひたすら荒れ…

大きいわたしと小さいわたし

なんでそんなことに気づかなかったのか!と思うときがある。 こどもの絵本とか、詩とかあまり関心持ってなかった分野に興味が。 きっかけはこれ スイミー スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし 作者: レオ・レオニ,谷川俊太郎 出版社/メーカー: 好学社 …

赤ちゃんはきっと思ってる、気づけよ、おとな!

考えるときにはことばを使います。 頭の中で思う時だって、ことばで自分と対話している。 赤ちゃんの頭の中はどうなのだろう。 まだおとなと同じ表現することばを持たない赤ちゃんには 頭の中で何が起こってるのでしょう。 まったく無? それともなにか音み…

箱のなかの世界

私の住む町は山を切り開いて作ったいわゆるニュータウンという街です。 時間が経つのは早くてあっというまに街ができてもう20年くらいにはなるのではないかと思います。 家やショッピングセンターやお店もどんどんできて、移り住んだときには ほんとに不便…

考えることが人生すべてだという

ある日突然の出会いでそれまでとは大きく自分の人生が変わるってことがある。 それは人物だったり、本だったり、映画だったり、できごとだったり。 今まで何度も何度もそれを繰り返し、昔の自分とは違う、昨日の自分とも違う、 あなたの知ってる私とは違うを…