ことばの惑星通信 

人間ってなに?ことばってなに?生きるってなに?日々考えることを綴ります。

2021-01-01から1年間の記事一覧

他者の靴を履く ミクロとマクロの視点

自分が経済に関心を持つとは思わなかった。 経済にというよりは経済学というか。 ただ、この経済学は机上のものだけでは決してない。 自分の生活全般にかかわって未来を憂うるからこそ学び始めたと言える。 情けないけれど。 でも人間はみんなそうだと思う。…

デジタルファシズム 行き過ぎたデジタル化の行きつく未来

社会のデジタル化はほんとうに私たちにとって幸せなことなのか。 すべてが管理された社会、映画か小説の話のように思うことが 世界でも日本でも着々と進められている。 特にコロナのパンデミックによってこの動きは加速化している。 知らなかったではとんで…

精神世界3.0 私たちは何を信じ、何を捨てるべきか

面白かった! 幅広く、そして深く、そしてとても専門的な内容だったのだけど、 作家の田口ランディさんの水先案内人の文章もすごくよくてますます 二人の能力者の話がよくわかる。 読み手の私たちに、同じ精神世界のことを知らない者、見えない者として 寄り…

ウィグルジェノサイド 東トルキスタンの真実

ずいぶん前に読んだのになかなか感想を書けなかった本。 ウィグル人への弾圧が行われていることを知ったのはまだ半年ほど前のこと。 新疆ウィグル自治区。 新疆とはなにか、自治区とはどういうことか。 ずいぶん前から不思議に思っていたけれど特に調べるこ…

PACHINCO 物語が与えてくれるもの

こどもながらにもことばの雰囲気は敏感に感じ取っていた。 朝鮮人ということば。 このことばを聞くたびになにかしら嫌なものを感じていた。 めったに口にしてはいけないようにも感じていた。 アメリカ人とか、フランス人とか中国人とかいうことばには感じな…

命がけの証言 ~見て見ぬふりをする人たちへ~

作者の清水ともみさんは、2007年にテレビで放映された旅番組「中国鉄道大紀行」を観た。 カシュガルの一面の綿畑で農家の人が、なぜか暗い表情で綿を摘んでいたのが印象に残り、それから10年たってウィグルの現状を知り、あの暗さの意味がわかったとい…

正しいことってなに?

ほんとになにが正しいことなのかわからなくなってきた。 というと、「正しいことなんてないのよ」っていう人がいるけれど それは物事や場合による。 今のこのコロナ禍の状況では正しいことは何かを考えなければいけない。 それは「だれの命も守られる」とい…

邪気は首から

ほんとに大変なことになってきた。 コロナウィルスの感染拡大のため、 医療を受けることが困難にどんどんなっていく。 風邪さえひけない。 自分の身体を自分で守らないことには、 医療従事者の人たちにこれ以上の負担はかけられない。 無駄に出歩いたりしな…

言葉を使う動物たち ことばは人間だけのもの?

動物と話せたら楽しいかな。 私はすごく話したいと思うのは、我が家のワンコ。 特に、ワンコが病気の時。 どこが痛いの?どんなふうにしんどいの?って言ってほしいと何度思ったか。 ことばの定義とはなに? 意志の伝達手段、コミュニケーションの手段。 実…