死んでも腐らないからだ
友人との日常の会話で、「最近になってアレルギーが出て」という話題が盛り上がる。
盛り上がるというのはどういうことかというと、「わたしも」って人が多いということです。
なんだか最近の乗らなきゃいけない流行りみたいに、花粉症やら食べ物のアレルギーやら聞かれます。
私の知ってる人たちほとんどがなんらかのアレルギーを持っている。
そして有名人の癌、白血病、しかも若い人たちが、増えている事実。
「二人に一人がガン」だとか、「一億総アレルギー」とか、発達障害を持つこどもも増えていること、アトピー、そして不妊症の増加も。
二人に一人がガンだと聞いて、それほど驚かない人たちが多いのも驚きます。
だけど、おかしいでしょうこれ。
現代病ということばで片づけてしまえるのかな。
それに対処するための薬の開発もされていますが、対処療法をどんなにしてもこの傾向が収まる兆しが見えない。
環境、空気、社会生活による精神的ストレス、さまざまな要因が考えられますが、大事なことをけっこう見逃しているのではないでしょうか。
当たり前すぎるくらいあたりまえに私たちの生きることに関わるもの。
食です。
食べ物はどうなんだろう。
日常にはびこる添加物、化学薬品漬けの食品、高濃度農薬の野菜。
私がそこに気をつけるようになったのはこどもが生まれたときでした。
でもいつしかそれも忘れてほぼ気にしないで(よほどのものでない限り、たとえばランチパックみたいな保存料使ってるでしょってわかるもの以外)添加物あるとわかってて食べるようにも、こどもにも食べさせるようにもなってしまってた。
ここにきてそれを振り返る。
スーパーでは必ず裏の食品表示を見るようになりました。
ほとんどの加工食品には添加物が加えられてることに驚きます。
冗談で、「私たちの世代(50代から下)は死んでも身体が腐らない、保存料たっぷり身体にあるから」なんてことを聞いても笑えない。
そして今は「遺伝子組み換え」「ゲノム編集」による作物、食品が出てきています。
気を付けないといけないのは、実際に口にするものだけでなく、たとえば食肉に関してもその家畜たちが食べてる餌、野菜の肥料に遺伝子組み換え作物が使われているという事実があるということです。
つまり、ほぼ絶対毎日口にしてるということでも。
これは大変な問題だと。
でも一朝一夕にして解決する問題でもない。
じっくりと時間をかけて確かなエビデンスを得、理論的に考えていかなければいけないでしょう。
ヒステリックに叫ぶのでもなく、人に強要もしない、かといって知らぬ顔はもうできない。
知ってしまったら知らなかったときには戻れない。
と、そんなときに出会ってしまった本。
これから読む。
しっかり勉強しよう。
パンと牛乳は今すぐやめなさい! (3週間で体が生まれ変わる)
- 作者: 内山葉子
- 出版社/メーカー: マキノ出版
- 発売日: 2017/09/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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