ことばの惑星通信 

人間ってなに?ことばってなに?生きるってなに?日々考えることを綴ります。

正しいことってなに?

ほんとになにが正しいことなのかわからなくなってきた。

というと、「正しいことなんてないのよ」っていう人がいるけれど

それは物事や場合による。

今のこのコロナ禍の状況では正しいことは何かを考えなければいけない。

 

それは「だれの命も守られる」ということだ。

ウィルスについて正しい知識を持って、状況を調べて、

対策を早急に考えなければならないし、

そのために多大な痛みを生じることに応急的な対策を練らなければならない。

感染防止による被害もまたコロナ被害だ。

 

だけど、今の私の国の政府の行うことはそこから大きく外れていて、

いったい誰を守ろうとしてるのかと疑問に思うことが多い。

 

どう考えるのかは一人一人の自由だといって、外に出歩く人たち、

人に会おうとする人たち、群れたい、つながりたい人たち。

そして、「ずっとこんな状態ではストレスがたまる」と訴える人たち。

 

このコロナ禍を有事という人もある、戦争中と同じだと。

私もそう思う。

戦争中に「ストレスがたまるから飲みに行きたい」とか、

「ひさしぶりに友だちに会いたい」とか、

「やっぱり生で人に会うのがいいよね」といってられるのだろうか。

コロナにり患して苦しんでいる人たち、家族を失った人たちの前で

そんなことが言えるのだろうか。

 

今、第一線で戦っているのは医療従事者の方たち。

私たちができることは医療に迷惑をかけないことだ。

 

そして、自分の自由だと言って必要以外に出歩く人たちは、

もし感染しても医療を受けたいといわないでほしい。

検査をしてほしいといわないでほしい。

それくらいの覚悟でするべきだ。

 

批判するつもりはないけれど、

今のあまりにも緩い状況を見て(緊急事態宣言が出ても)、

いったいなにがどう正しいのかわからなくなってくる。

 

問題はこのウィルスが未知だということ。

どんどん変異しているし、第一り患しても無症状っていったい。

無症状を作って感染させていくようで、なんかの意志まで感じる。

そして果たして、無症状は無事ということなのか。

 

結論はひとつだけ、「ウィズコロナなんてない」ということだ。